富士宮市立大富士中学校

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「富士宮市立大富士中学校」では築30年が経過し、このたび普通教室棟のトイレを改修。多くが和式便器であった大便器を、すべてウォシュレットPを設置した洋式便器に変更するなど、生徒の使用シーンを見つめた細やかな配慮が施されたトイレへと生まれ変わった。

建築概要

所在地 静岡県富士宮市万野原新田4115-1
施主 富士宮市
設計 富士宮市都市整備部公共建築課
施工 <建築>無双建設株式会社
<設備>有限会社石川住設
敷地面積 29,365.00㎡
建築面積 3,557.18㎡
延床面積 8,820.28㎡
階数 地上3階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2025年2月

特長

改修の経緯

富士山の南側に広がる静岡県富士宮市。市街地中心部にある「富士宮市立富士宮第二中学校」の大規模校解消策として、富士宮市街地の北側に接する標高300~200mの場所に、1995(平成7)年「大富士中学校」が開校。市内では比較的新しい設立の市立中学校ではあるが、築30年が経過し、設備の老朽化も目立ってきたことから、このたび普通教室棟のトイレを改修した。富士宮市では、年間2件のペースで小中学校のトイレ改修工事などを順次実施。改修では、快適性向上のため、一般家庭と同様の仕様として、大便器をすべてウォシュレット付の洋式便器に変更。そのほか、校内のバリアフリー化に沿った改修を実施。同校では、今後体育館のトイレも改修が予定されている。

トイレの特長

大富士中学校では、改修前の大便器の多くが和式便器であったため、今回の工事でウォシュレットPを設置した洋式便器にすべて変更。ウォシュレットPは、きれい除菌水によりノズルを自動で洗浄・除菌する機能が搭載されており、衛生的に使用ができる。また、器具スペックや配慮内容は男子女子共通とし、手荷物配慮として棚付二連紙巻器とは別に棚を設けるなど、生徒の使用シーンを見つめた細やかな配慮が施されている。さらに、洗面コーナーの水栓に自動水栓を採用。床材をタイルからシート貼りに変更し湿式清掃から乾式清掃に切り替えることで、トイレ全体の衛生性や清掃性を向上。生徒たちからは「サービスエリアみたい」「高級ホテルみたい」と高評価を得ている。

採用商品

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