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- 上智大学 四谷キャンパス2号館4F「Breeze Lounge」
ダイバーシティ・サステナビリティ推進室が主体となり、四谷キャンパス2号館4Fに「Breeze Lounge」を計画、3つの個室トイレを新設した。推進室には社会課題に関心のある学生らも参加。関係団体とのヒアリングやオールジェンダートイレの見学などを経て、このプロジェクトの在り方についてアイデア段階からさまざまな議論を重ねて反映している。
建築概要
所在地 | 東京都千代田区紀尾井町7-1 |
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施主 | 学校法人上智学院 |
設計 | 上野・藤井建築研究所 |
施工 | 株式会社リード |
建築面積 | 3,291.48㎡ |
延床面積 | 40,129.58㎡ |
階数 | 地下3階、地上18階 |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造 |
竣工年月 | (改修)2024年12月 |
特長
改修の経緯
「上智大学」は、日本最古のカトリック大学。このたび、学生団体からのオールジェンダー利用を想定したトイレの設置要望をきっかけに、ダイバーシティ・サステナビリティ推進室が主体となり四谷キャンパス2号館の4Fに「Breeze Lounge」を計画。TOTOテクニカルセンター東京に来館、情報収集や提案を通じて「性的マイノリティを含む、みんなが、安心・快適に、かつ自然に使いたくなるようなトイレ」の検討が進められた。テーマは"多様性"とし、トイレ単体で考えるのではなく、ラウンジエリアを含めたフロア全体でインクルーシブな空間を表現。多様な家具や環境に配慮した素材を用い、だれもが自然に心地よく使える、風通しのよさをイメージした空間を創出することでSDGs実現への貢献を目指している。
トイレの特長
ラウンジとの明確な区分を持たせないトイレエリアに、3つの独立した個室トイレを新設。各トイレ入口は、エリア外からは見えず、回遊性を持たせた通路は死角をなくすとともに、利用者同士の鉢合わせを防ぐレイアウトを追求。個室トイレは、それぞれ異なる形(多角形・たまご型・長方形)で、環境に配慮した多様な仕上げ材を選定。学生がその時の気分や心のバランスにあわせて利用できる。大便器は、デザインが多様性に富むウォシュレット一体形便器ネオレストシリーズ(AS/LS/NX)を採用。さらに、衛生性に配慮、非接触で手洗いができる自動水栓、自動水石けん供給、クリーンドライ(ハンドドライヤー)を設置。トイレの空室状況は、入口近くだけでなく、ラウンジエリアからもサイン点灯で確認できる。
採用商品
- ウォシュレット一体形便器 ネオレストNX CS902B
- ウォシュレット一体形便器 ネオレストLS CES9810
- ウォシュレット一体形便器 ネオレストAS CES9710
- 棚付二連紙巻器 YH63BKM
- 洗面器 LS722CM
- 台付自動水栓 TLE25006J
- 自動水石けん供給栓 TLK08001J
- クリーンドライ(ハンドドライヤー) TYC420W
- フィッティングボード YKA41R
- フック YKH52AR
- LED照明付鏡(化粧照明タイプ) EL80019
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