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2025年日本国際博覧会 トイレ3
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EXPO 2025では、会場内の休憩所・トイレなど計20施設を、若手建築家が設計。「トイレ3」は、空気を入れてふくらませる風船のような屋根をもった、環境レスポンシブな建築。出入口のそばにオールジェンダートイレを設置。男女トイレを一方通行レイアウトとするなど、混雑緩和などにも配慮されている。
建築概要
所在地 | 大阪府大阪市此花区夢洲中1-1-20 (2025年日本国際博覧会会場内) |
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施主 | 公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会 |
設計 | 小俣 裕亮/new building office |
延床面積 | 249.97㎡ |
階数 | 地上1階 |
構造 | 木造、一部空気膜構造 |
竣工年月 | 2025年1月 |
特長
建物の特徴
5年に一度世界1ヶ所のみで実施される国際的イベント「国際博覧会」が大阪市内の夢洲(ゆめしま)で開催。会場内の休憩所やトイレなど計20施設を、公募型プロポーザルにて若手建築家が設計。「トイレ3」は、空気を入れてふくらませる風船のような屋根をもった建築。1970(昭和45)年の大阪万博でさまざまな実験がなされた空気膜構造を引継ぎアップデートすることで、環境レスポンシブな構造を創出。膜屋根は、風によって弱い時は揺らぎ、強い時は空気を入れて膨らみ、形を変化。維持コストを抑えるとともに、気温に応じて膜屋根上部に水をためて冷却する仕組みも備えている。また中央部に広い待機スペースを設けており、膜屋根を透過した柔らかい日差しが空間を明るく照らす。
トイレの特長
トイレ出入口のそばに、オールジェンダートイレを2ヶ所設置。最もアクセスがよい場所に設けることで、性別に関わらず急いでる場合などでも利用しやすくしている。その並びには、左右勝手違いのバリアフリートイレも4ヶ所設置。また、男女別トイレは、入口と出口を分けた一方通行の動線としている。混雑緩和に配慮し、大便器は連続洗浄が可能なパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を採用。小便器はシンプルなデザインと節水機能を両立した壁掛型の自動洗浄小便器を設置。内装は、万博会場の中で一息つくことができるよう、ブルーブラック色の深い色合いを採用している。中央に設けられた広い待機スペースには、トイレ内に入らずに手洗いができるように手洗いコーナーを設置している。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS498B
- ウォシュレット アプリコットP(擬音装置「音姫」付きエコリモコン) TCF5831AUP
- 自動洗浄小便器 UFS900WR
- コンパクト・バリアフリートイレパック UADAK21R1A1ADD2BA
- 洗面器 LS721CM
- 台付自動水栓 TLE26SS系
- 水石けん入れ TLK05202J
- パブリック用折りたたみシート EWC500R系
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