
誰かが五・七・五の上の句を詠んだ後にまた別の人が七・七の下の句を詠む。そしてさらに別の人が上の句を付け加えるというように、人を変えながら、言葉がつながっていく連歌。どう下の句を詠むかによって、上の句の感じ方がすっかり変わる。それと同じように、過去の人から受け継いだ建築に、新たに増築をするとき、主屋の建築のあり方を生まれ変わらせるようなアイデアがある。ただの機能の付け足しではない、既存の建築を変革するような増築を特集する。
表紙/「始めの屋根」の近景。
表紙撮影/桑田瑞穂
2022年4月1日発行