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浴室に関する素朴な疑問・歴史・お役立ち情報

浴槽など排水口の水の渦巻きのナゾ

地球の北極と南極に軸を差し込み、コマに見立てます。日本は北半球にあるから、北極を上にして南極を地面につけて回してみます。地球の自転方向は、朝、太陽が東から昇ることからもわかるように、東に向いて回っていて、北極の上空から見ると左回り(反時計回り)となります。
地球は球形ですが、これを理解しやすいように円盤を回していることにします。

今、左回りに回転している円盤上に、パチンコの玉をふちから中心に向かってころがしてみると、点線のようには転がらず、矢印Aの方向へ転がっていきます。

この理屈と同じで、水受け容器の排水口に向かって真っすぐに流れ込もうとする水は、地球の自転によって流れの方向が曲げられ、左回りの渦ができるのです。

気象衛星の雲の動きを見ても分かるように台風の渦巻きも北半球では必ず左巻きになっていることが分かります。これも同じ理由によるのです。南半球にいけば、当然時計回りすなわち右巻きになります。 以上のような現象を「コリオリの力」と言われていますが、お風呂や洗面器などに溜まった水にはその規模や条件上、「コリオリの力」は影響しないということがその後、分かりました。もともと水がお風呂や洗面器に溜まる時の状況によって排水時の渦巻き方向も決まるということです。

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