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浴室に関する素朴な疑問・歴史・お役立ち情報

バスタブ(浴槽)はどうやって作るの?

主流の樹脂浴槽(ポリバス)の成形方法をお教えします。
浴槽の材質には、樹脂、ホーロー(いものホーローや鋼板ホーロー)、ステンレス、木などがあります。それぞれの材質に長所・短所がありますが、樹脂は加工性の良さと温かみのある表面の仕上がりで主流の材質になっています。樹脂は簡単に言えばプラスチックのことで、一般的にプラスチック浴槽の総称として「ポリバス」と言われています。「ポリバス」は樹脂浴槽のひとつで、人工大理石の浴槽も樹脂浴槽です。

作り方
樹脂の形を作るにはいくつかやり方があり、型同士で材料を押しつぶす(「プレス成形」)、型の中に材料を流し込む(「注型法」)、型の上に材料を重ねて層にしていく(「ハンドレイアップ」)、などのやり方があります。作れる量、作るためのコスト、仕上がりはそれぞれの方法で違うから、浴槽の種類別に使い分けて作っています。


〜プレス成形による作り方〜

用意するもの 樹脂…半固形状
金型…上型、下型 各1
※かなりの力がかかるので強度のある型




1.上下の型が開いている状態で、間に半固形の材料をセットします
2.型を閉じ、材料を充填させます
3.約千トンの圧力と百数十度の熱をかけ硬化させます
4.型を開いて取り出します


〜注型法による作り方〜

用意するもの 樹脂…粘質の液体状
金型…上型、下型 各1
※プレス成形ほど強度は必要ありません




1.上型と下型を閉じます
2.上下の型の隙間に材料を注入します
3.材料を完全に充填させたら、数十度の熱をかけ硬化させます
4.型を開いて取り出します


〜ハンドレイアップによる作り方〜

用意するもの ゲルコート
ガラスマット
樹脂…粘質の液体状





1.型にゲルコートを塗布して、乾燥室で硬化させます
2.ゲルコートが硬化したら、ガラスマットを敷いてその上から樹脂塗用ローラーで樹脂を塗ります
3.ガラスマットに樹脂を浸透させ、脱泡用ローラーでならしながら、ガラスマット中の空気を抜きます
4.2〜3の工程を何度か繰り返して、適度な強度・厚さにしていきます
5.樹脂とガラスマットを積層させた後、材料が硬化したら型からはずします
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