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浴室に関する素朴な疑問・歴史・お役立ち情報

「タオル」はもともとどのように使われていた?

身体を洗ったり、風呂上りに身体を拭いたりと、入浴シーンに欠かせないのがタオルです。もともとはパイル織の布で作られた手ぬぐいのことを指し、わが国には明治時代初期に初めて輸入されました。それまでは、手ぬぐいを使っていました。しかし、すぐにタオルが手ぬぐいに取って代わったわけではありません。当時のものは舶来品で幅が約40cm、長さは120〜150cmと非常に長いもので、手拭き用ではなく、えり巻き(ファッション)として使われていました。国産のタオルが製造されはじめたのは、明治13年頃になってからでした。やはり高級イメージがあり、当時の売上の7〜8割は贈答品用で占めていました。自分が使用するために購入するというケースは少なかったようです。
一方、日本古来の手ぬぐいも、その昔は手拭き用ではなく、頭を包んだり、かぶり物として使用されていました。手ぬぐいが手拭き用として盛んに使われるのは江戸時代になってからでした。しかし、明治期に入り手拭き用にタオルを使用するようになったため、手ぬぐいが手拭きとして使用された期間は意外と短かったといえます。

■タオルの種類
フェイスタオル ・約30cm×80〜90cm
・洗面、入浴時など、広範囲に多く使われる
ハンドタオル ・約30cm×30cm
・ウォッシュタオルとも呼ばれ、ハンカチの用途で使用される
スポーツタオル ・約40cm×120cm
・運動後に、汗を拭くためのタオル
バスタオル ・約60cm×100〜140cm
・入浴後、湯上り用として使われる


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