世界にはさまざまな生活習慣が存在し、東南アジアの便器のタイプもさまざまです。
タイやインドなどの東南アジアで使用される便器は、日本と同じ しゃがんで使用するタイプが多いです。しかし、同じしゃがみ式といっても和式便器とは少し異なります。前立て、いわゆる"きんかくし"はなく、前はオープンなスタイル。さらに、足を置くための足座がついていて、形状も日本のような長方形ではなく、前後で穴の大きさが異なり、穴の大きい方におしりを向けて使用するようになっています。
しゃがんで排便する点は同じなのに、なぜこのように国によって便器の形状が違うのでしょうか?
理由は定かではありませんが、建築の造りが影響しているとも言われている。東南アジア各国の建築は石造りから発達、トイレも石造りであったためこれに合理的な形状の便器が生まれたのに対して、日本は木造建築のための長方形になったのではないかと推測されています。