緒方 莉恵子

健康福祉学専攻終了、2011年入社
機器水栓事業部 機器水栓企画部
機器水栓商品統括グループ
聴覚障がい

ここで、誰かの役に立つ実感と、社会で働く自信を得た。

企業理念に社会福祉の考えが網羅されていた。

当初は、社会福祉の道に進むつもりでした。TOTOは、福祉関係の企業を受ける前にのぞいた会社の一つ。でも、企業理念に社会福祉の考えが網羅されていたし、特にミッションの中の「きずな」という言葉が、私が大切にしている想いと重なって、入社を希望するようになりました。

データや「仮想カタログ」を開発などに提案。

入社以来、商品企画の仕事をしています。現在は、洗面化粧台の水栓蛇口などを担当しています。 商品企画は開発側に近い部署。製品の売れ行き・競合他社状況・市場動向、あるいは商業施設・住宅設備などのトレンドから、どんな製品を開発していくべきか報告書やデータを作成していきます。また、チームや関連部署で議論しながら、製品のある空間や仕様・機能・形状などを考え、「将来のカタログイメージ(仮想カタログ)」をつくることもあります。 できたデータや仮想カタログは、開発や、販売部門、マーケティング部門に提案し、より市場に優位な製品の作りこみをしていきます。

「このアイデア、いいね」と言われると嬉しい。

商品企画は、開発のように製品という形をつくるのではなく、コンセプトや考え方を、関連部門に提案していきます。聴覚障がいがあるため不便なこともありますが、聞こえにくいところは、パソコンで要約してもらったり、時には議論のあと再確認もしていますので、大きな問題は感じません。「この報告はよかった」とか「このアイデア、いいね」と言われるときは嬉しいですね。

自分から行動することも必要。

TOTOは、話をすればきちんと受け止めてくれる会社です。自分が「こうしたい」と言えば、「じゃあ、こんな風にやってみたら」とサポートや挑戦の機会を与えてくれます。良いものを取り入れていこうという意識が高く、良い意味で合理的で、固定観念に捉われない会社。 だからこそ、誰かに何かしてもらうのを待つのではなく、自分から行動することも必要です。私も、名刺に聴覚障がいがあることを示すマークを入れることや、部内でパソコンによる要約筆記を提案し、実現してきました。

働くことは誰かの役に立つこと。

今の目標は、手がけている企画から、新製品を出すこと。企画者として、生活を快適にするヒット製品に貢献できたら最高ですね。
そして、情報保障の土台をつくること。パソコンテイクの共通ルールや、シチュエーションごとに障がいのある人にどう接していく必要があるかをまとめた冊子をつくりたいんです。それによって、障がいのある人とない人が、相互理解を深めるきっかけづくりができたらと思っています。
働くことは、誰かの役に立つことだと思います。私はTOTOで、自分が誰かの役に立つという実感も、社会で働く自信も得ました。自分がいきいきと働くことで、障がいのある後輩たちのロールモデルになれればいいですね。

学生のみなさんへメッセージ

障がいがあっても、やっぱり明るく元気にやるのが一番です。人にお願いしたり気を遣うことももちろんありますが、「障がいがあるからやらない」ではなく、「障がいがあるけれどやりたい。じゃあ、どうやったらできるか」を考えた方がいいと思います。自分のできることを限定するんじゃなくて挑戦してみる。その方が、行動しやすくなるし、可能性も広がります。

1日のスケジュール

8:30
出社。朝会後、メールチェック、データ整理、資料作成、打ち合わせなどを行うことが多いものの、ルーチンワークはほとんどない。市場調査やヒアリングで、1日中外出ということも。
17:10
帰宅(残業がない場合)
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