「若手」から見たTOTO

TOTO、入ってみたらこんな会社。
~若手が語る社風、同期の存在、将来。

お堅い会社じゃなかった!新人にも大事な仕事を任せる。

――入社して、学生時代に考えていたTOTOのイメージとギャップはありましたか?

松浦
学生のころは、トイレはあって当然と思っていたけれど、一つのトイレをお客様に届けるのに、すごい工程を踏むんだって分かった。それだけ工程を経るとどこかでブランドイメージがくずれることもありそうなのに、今のTOTOの立ち位置は単純にすごいなって。ましてや海外にもって話になってくると……。
「自分も、『TOTOグループで世界のインフラを整える』という最終目標に貢献したい!」ってすごく思った。

中村祐介
入る前は、海外には目を向けていない内向きの会社かと思ってた。入ってみたら「海外にもTOTOブランドを売り出していくぞ」ってパワーがすごい。それに、「トイレバイクネオ」なんかもつくるんだって。お堅いイメージがあったから、まさか、トイレをバイクに乗せて走らせようなんて発想を持っていると思わなかった。

中村朱希
私も、お堅い会社ってイメージがあったな。若手に求められることって、新しい視点や斬新な意見とか、変化を与える要素でしょう?そういうのをあまり好まない古風な会社と思っていた。でも、逆に、「中村の新人らしさをどんどん出してほしい」って上司からすごく言われて。若手が自分から発信していける環境をつくってくれる。あと、思った以上に裁量が与えられているのもギャップだった。

中目
私は「今後ここを売りにしていく」みたいな重要な製品も、1年目から携わっていけることに驚いた。だからこそ成長もできる反面、ギャップというか、挫折みたいなものを私は覚えて。私は入社当初の配属先が、大学でやっていた研究をそのまま活かせるところで、正直、すぐ活躍できる自負もあったんだよね。でも、製品を出すスピードって大学でやっていた研究と全然違う。自分が「この辺はもう少し突き詰めなければ」と思っていた部分がそうでもなかったり。優先順位の付け方が全然違ったんだ。

大西
僕は「トイレ大好き!」って熱意丸出しの人が多いのかなって思っていた。実際に入ってみると、秘めた熱意・情熱を持った人が多いって印象を持ったね。

10年実験するために施設をつくる。“は”と“の”の違い。

――社風を一言で言うと?あるいは、みなさんの考える「TOTOらしさ」とは?

大西
やっぱり秘めたる熱意かな。社内の人に研修をするのが僕の仕事だから、相手が身構えているのかもしれないけれど、最初は大人しいんだ。でも、研修を始めると、「お客様に喜んでもらうためには」とか「成果を出すためには」とか熱く語る瞬間がある。そういうのを見ると、「あ、実は熱い人なんだ」って思う。かといって、ギラギラした感じの人はいないけど(笑)。

中村朱希
包装管理士の岡崎さんは、ギラギラしてたよ(笑)。今まであまり注目されなかった包装の設計プロフェッショナルで、極限まで無駄を省く工夫をしているの。それだけじゃなくて特殊な刃を使って段ボールのふちを裁断して、開けるときにお客様が手を切らないようにしたりとか、すごく小さなところまでお客様のために情熱を注いでいる。お取引先を工場見学にお連れしたときに、「ぜひ、触ってみてください!」って奥から実物を出してきたり、予定にない実験をしてくれたり。熱意に加えて、仕事に誇りを持っているって感じた。

中村祐介
とことんやるってところかな。うちの製品って10年とか使うでしょう?そのために、例えば、きれい除菌水なら、10年分の水を使って実験をする。ある町の町長さんにお願いして、実験設備をつくらせてもらったんだ。使う水も、日本全国に存在する水質の違いに関わらず、除菌性能が出るように、全国のショールームや社員の家から水を集めたんだよ。

中目
こだわりが強いって思う。技術者は、みんな自分なりの想いを持って開発しているから、上司にも思ったことは率直に意見を言う。上司もそういう想いを受け入れてくれて、一緒にディスカッションしてくれる。自分の想いがつまっているから、自社の製品を好きな人がすごく多くなるんだと思う。

松浦
僕は「すべてのお客様のために」って言葉が浮かぶ。「すべて“は”お客様のために」ってフレーズはよく言うよね?お客様のことを考えて活動していますよ、という意味だと思うけど、すべてのお客様に製品を使ってもらえる会社はそうそうなくて。その点、TOTOの製品は、日常で欠かせないもの。だから、「すべて“の”お客様のために」という考え方が必要だし、根付いている。“は”と“の”の違いは、誇りでもあり、TOTOらしさって思う。

中村朱希
飲み会に行ったりして、トイレから戻ってきたら、「ここのお店は、○○社だったよ!」とか報告するのもTOTOらしいよね(笑)。

大西
トイレから出てきた表情を見て分かるんだよね。「あ、うちのじゃなかったんだ……」って(笑)。

ライバル。仲間・友達、兄弟。

――同期ってどんな存在ですか?

松浦
営業として同期の数字は見るなあ。「やっとるな、こいつ」みたいな。それを自分の闘志にする。ライバルだね、やっぱり。でも、「この案件はどう進めたの?」とか相談もする。疑問をストレートに聞けるのは、同期だからかな。まわりの同期からも、「こういう案件があるんだけれど、いい意見ないですか」って、メールが回ってくることもあるし。

中目
私も、刺激が受けるのが一番多いのは同期。「この人は、社長や事業部長の前でプレゼンをした」とか聞くと、頑張んなきゃって思うもの。あと、社内でも、違う部門の情報ってなかなか入ってこないでしょう?だから、情報を得るのに、同期は貴重な存在。

中村朱希
私も同じだな。一番刺激を受けるし、相談しやすい。特に私の部署は、女性のセールスが少ないから、悩みを打ち明けたいときすごく助けになる。

中村祐介
考え方が甘いのかもしれないけれど、僕にとって同期は仲間・友達。実際に、同じ工場で働いて、お昼も一緒、旅行とかもよく行くしね。それに、研究はその人それぞれで見方が違うから、思ったことを素直に話してくれる同期の存在は貴重。ヒントは、すごくたくさんもらう。

大西
僕は、兄弟かな。身内みたいに、「ここ外したらアカン」ってところはストップかけてくれる。仕事で落ち込んだときに、「お前しかできないことある。もっと頑張れ」って声をかけてくれたりね。飲んだら、普段言えないことも素の自分で言えたりするし。

視野を広げる場。同期に会う楽しみの場。

――「3年間育成計画」についてどう思いますか?

中村朱希
日々の営業活動では目の前のことをがむしゃらにやっていく中で、視野が狭くなっていく傾向がある。研修では、営業として知っておくべき、3C分析とかフレームワークをしっかり教えてもらうことができた。頭の整理をするために大切な時間。私は、それで営業のスタイルが変わったもの。

中目
プログラムも、1年目はここで躓くとか把握してつくっていると思うんだけれど、ちょうど、自分もその時期、同じところで躓いて。そんなときに「あ、そういう考え方があるんだ」って気付きをくれるから、道を正すことができる。あと、終わった後の飲み会も含めて、同期で集まる楽しみの場でもあるよね。

中村祐介
大学の同期と話をしていて、自分はていねいに育てられているって実感したなあ。友達が行った会社は、もう昇格試験が始まっていて。うちはもう少し先でしょう?そう思うと、焦りも感じたけれど。

大西
研修を提供する側として言うと、3年間は手厚すぎるという意見も、確かにあったんだ。けれど、議論の結果、「3年間は必要」って話になった。適切な時期と内容を精査してつくっていると思うよ。この研修は、自律して行動できる人になることをゴールにしている。学ぶことで、今後、TOTOを支える柱となる人財になってほしいって想いがあるんだ。

最短ルートで昇進。地域の生活文化を向上させたい。

――最後に、将来の目標をお聞かせください。

中村祐介
研究で新しい技術を見つけていくのは面白いけれど、自分が手がけた製品が生活の中で使われていく様子も見てみたい。それがウォシュレットみたいに、ただのトイレに終わらない技術をつくって、製品という形にできたら最高。それを目標に頑張っている。

中目
TOTO=トイレってイメージが、今はあると思うけれど、そのイメージを壊したい。光触媒やAD膜など、いろいろな研究をやっているので、今後もっと出していけたらって思う。
あと、結婚した私としては、子育てしながら働くことになると思う。育児しながら管理職っていう人は、今はそんなに多くないから、TOTOの中でモデルとなっていける働き方をしたいと思ってる。

松浦
取り敢えず今の目標と言ったら、営業所長に昇進。そのために、木建・卸・設備・小売・住宅設備、と国内営業の全ルートを担当する。そのうえで、人事とか国外営業とか新しい分野にもチャレンジしたい。そんな話を、所長や支社長ともしているよ。

大西
スケールが大きくなるけれど、TOTOが接した地域の生活文化を向上、充実させたいっていうのがあって。その結果、まわりの人からの信頼が厚くなる。そんな会社になったらいいなって思うし、それを自分が営業になって達成していきたいって希望もある。

中村朱希
私は、その流れを、グローバルで進められたらって思う。技術や製品だけじゃなくて、理念やものづくりに対するこだわりも伝えられたらいいよね。


プロフィール

中村祐介

生命医科学研究科卒
総合研究所 商品研究部 機能水研究グループ

人の生活に欠かせない製品をつくるTOTOなら、自分の仕事の成果を生活の中で見ることができるのではと思った。現在、ウォシュレットに搭載されている「きれい除菌水」の研究に従事している。

中目万理

理工学研究科材料工学専攻卒
総合研究所 分析技術部 分析技術第二グループ

水まわり製品の高いブランド力とそれを裏付ける技術力、環境意識の高さに惹かれ入社。現在、表面汚れの微量分析や劣化メカニズム解析など、新たな分析技術の開発に取り組む。

大西匠

文学部文学科英米文学専修卒
販売企画部 営業人財育成センター

入社の決め手は、TOTOの製品に惚れ込んだから。「TOTOで働くと心の底から人にお勧めできる製品を扱う営業ができる」と思った。現在、主に新人のセールス・ショールームアドバイザー・営業センター員の育成(研修等)を担当。

中村朱希

国際関係学部国際関係学科国際公共インスティテュート卒
リテール東日本販売部 リテール関東販売第二課

「水・食・医療・インフラなど生きていくのに欠かせない分野で、新興国をビジネスフィールドに含む日本企業」が就活時の軸。それに合致したのがTOTO。現在は、ホームセンター事業を手掛ける法人との取引を担当。

松浦元彦

商学部卒
横浜支社 港北エリアグループ

学生当時汚いイメージをもっていたトイレについて、TOTOの社員は、説明会で何時間も語っていた。トイレ1台に誇り・自信を持っている先輩が格好良く見えて、入社を決意。現在、港北エリアで住設製品・水廻り製品の営業を担当。

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                            ※掲載所属部署は取材当時

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